【INAGICROSS#1】木村選手C4カテゴリーで3位入賞!
シクロクロスレースに向けて、走り込みと毎日のウィンゾーン、そして栄養管理を徹底して3キロの減量に成功した木村選手。
「今回はイケる!!!」
という本人の言葉に、期待し目を輝かせるメンバーたち。
果たして、多摩川の河川敷を舞台とした今回の「INAGICROSS#1」、どのような展開になったのでしょうか!!!
以下、レースレポートです↓↓↓
稲城北緑地公園の一角で開催される「INAGICROSS#1」。
今回のコースは基本フラットコース!
そこにシケイン(またがって越える障害物。自転車に乗ったまま飛んで進む強者もいます…)が2つと、そのあとに階段が20段ちょいほど…
芝生のフラットコースは道幅が狭く、カーブも急なのでなかなか抜かしづらいコースになっています。
そんなこのコースの要は、最初のスタートダッシュと障害物でどのくらい気合いを入れられるか!だと思います!(笑)
【C4B木村選手】
こんにちは! Bikeport R.R シクロクロスメンバー木村です。
少々遅くなりましたが、令和1年目のシクロクロスレースレポートを書きたいと思います。
まず、レース前の木村自転車ざっくり事情…
《目次》
① 9月の厳しかった練習
② 僕を支えてくれたのは
③ レース前の準備
④ 稲城クロス本番
① 9月上旬、覚醒しました。~ 9月の厳しかった練習 ~
何を思ったのか急に自転車に乗りたくなり始めました。まずは朝一練習。6時30分に目が覚め、近所の坂をひたすら登る。10時25分出勤。
夜20時に仕事終わり、21時30分位までひたすら登る。
これをほぼ毎日繰り返し9月は獲得高度7500M以上(ただの通勤は含めず)登った。
今まで楽しく自転車乗ってただけだったため、この1ヶ月はほんと地獄でした。中学、高校の部活並みに…。
でも、たまには過去は最強?だったスタッフの威厳?(少しでもカッコ良いところを)を見せようと頑張りました。
今回の練習メニューで意識しながら行ったこと、それは…
「高ケイデンス」
以前私は、GIANTのエアロロードバイク 「 PROPEL (プロぺル) 」という車体で沢山の平地や山、そしてレースも走りました(現在も、ちゃんと乗ってますよ!)。その時のペダリングは全く褒められるものでもなくとにかく踏んで踏んで踏んででした。当時はとてつもなく体力とパワーがあり、下手を己の肉体でカバーしてた時がありました。ですが、それだと今後の成長は望めないと思い、ペダリングの向上に向けての練習を行いました。
どういった練習を行ったのか、正直意識しながら走る位しかしていませんが、最近仲間と行っていたのは、ケイデンス110の維持。
通常90rpm位が丁度良いとか、強い脚力の人は70~80rpmで、平地を速く走るなら踏み込みが大事とか色々な意見があるのですが、その通りでケイデンスに正解は無いのだと思います。正確には全てのケイデンス値を使いこなすことで、色々なコースでの対応が可能だと考えました。
とある直線ルートで、とにかくケイデンス110rpmを維持し、ロードバイクなら時速48㎞以上、MTBなら時速40㎞、シクロで時速42㎞~45㎞をオンロードで巡行可能なまでにするためひたすら練習。おそらくそこまでの速度域にはまだ達していなかったかもしれませんが今回のレースにて十分なレベルUPができたと、練習3週間目には感じました。
1ヶ月前までは全く走ってなかったため、体が悲鳴を上げてましたが、笑
⓶ ~そんな時僕を支えてくれたのは~
そんな時僕のことを支えてくれたのは 僕の親父でもなく、そして、お袋でもなく、そう、Winzone (ウィンゾーン)でした。
脂肪をエネルギーに! このサプリメント?、めっちゃ効きました!! かなり愛用して飲んでおります。
詳細に関しては、次回紹介しようと思いますが、こちらの製品は本当に効いたためオススメです。
③ ~レース前の準備~
自転車屋のスタッフとして、お客様の笑顔を優先しているためレース前の日に限って、過去最高の忙しさだった。車体最終整備は2日前の夜10時00分。
とりあえず今回使用した車体・パーツ等のご紹介。
【車体: 2019 GIANT TCX ADVANCED ( ジャイアント TCX アドバンスド )】
【ペダル: Shimano PD-M8000 XC】
自転車屋ならもっと高級車じゃないの!? と思われている方、それは間違いです。GIANTの車体ならどのシクロクロスバイクでも日本レースではガンガン戦えます。
私はそれを信じて今回はほぼノーマルで参戦です。(正直、今の自分にとってはとても十分な車体です…。) 湘南シクロクロスでは少し仕様を変更しております。
簡易的なポジション合わせをし、変速調整・ホイール振れ取り・その他もろもろ整備チェックをしいざ出陣。
④ ~ 稲城クロス本番 ~
今回出場する稲城クロスのコースは、距離は短く、シケイン・階段も一箇所ずつ。ただ、全体的に狭くタイトなコーナーが多いため抜きどころがあまりないのが特徴。
試走は1周。なぜなら私としてはあまり体力を摩耗したく無かったため…笑 オフロードの試走ってすごく疲れるのです…。(特に階段…。)
地面の凸凹具合からして空気圧は低めにセッティング。サドル高はロードバイクとほぼ同じポジションにセット。
さて本番。
久々のレースだったため少し緊張はしましたが、すぐにリラックス気分。仲間からの笑える応援のおかげと、練習を沢山したという自信が余裕を持たせてくれました。
今回のゼッケンナンバーは16番。横5人の列だから確か4列目の出走。自分としてはかなりの好ポジションだったと思います。
スタートしました。前の選手がビンディングをはめるのに手こずっている隙に間をすり抜け前へ。土煙の中ガンガン走りました。
スタート後の直線は300ⅿぐらいでしょうか、すぐにタイトなコーナーへ。
ココからはもう全然抜けませんでした、笑 行きたい気持ちは凄くあったのに前の選手にベッタリと食い付いてきます。
先に行っておくと、コーナーは恐らく自分がC4Bで一番速かった! MTBに沢山乗っていたために車体コントロールには少し自信がありました。(オンロード限定MTB…。)
前の選手が転倒したらチャンス! 危険なくするりと抜けます。一気に4番手の後ろまで付きました。ここまでは調子良かったですね。ここでトラブル。1周目の階段にさしかかり車体に乗る際、思い切りサドルかシートポストを膝蹴り。めちゃ痛かった…。その後のせいか、サドルがだんだん下がっていく…。おそらく最初からほんの少し緩んでいたのであろう、メカトラでした。2周目3周目はギリギリ高さがありましたが直線は捨てました。せっかくの高ケイデンス練習が無駄になりました。
でもなんとかコーナーで差を詰め得意の粘りを発揮。常に後ろからプッシュをしかけました。けど直線でちぎれる。
今回のレースは本当に粘り勝ち。
後半奇跡が立て続けに起き、無事に3位表彰台を獲得!
とても嬉しかったです。
1位2位の選手もとても速かった! リザルト確認したら4位以下のタイム差がなんと+4分24秒も差がありました...。(私は+13秒)。
我ながら、速い選手だったのかなと少し自信が付きました。笑
ただ、継続は力なりということで次に向けてもっと頑張っていこうかと思います。
【CL3有海選手】
はじめてのシクロレースに参加してみました。
MTB一人だと辛いなと思っていたけど、もう一人いて安心。体調不良の中、大釜さんも一緒に走ってくれてさらに安心。。
階段上がるだけで、他は平地だったのでどうにかMTBでフラペでも頑張れました。スピードは追いつけないので、コーナリングだけもう少しうまくならなければ、、、
ビリ争いだったけど走り終われば楽しかったので、機会あったらまた出たいです。
【CL3大釜】
『そうだ、DNSしよう!』
そう決めて応援に専念することにしたはずのレース前日でした…がしかし、
『エントリー費もったいないしオフロード走りたいから、1周だけ走ろう』
と、レース1分前に決めていざ、召集場所へ。
(試走もしてなくて、直前に急いで着替えたから着替えを落として探し回ったことは内緒っ)
だがしかし…
シクロのレースはそんなに甘くありませんでした…。
一周走り終わったあと、コースから抜けようとする度に、
「がんばれーーー!!!」
「いけるよいけるよー!」
「踏め踏め~!」
と、皆さんが熱い声援をくれる…ので嬉しくなって、やめどきを見失ってしまったわたし…。
『よし、遅くてもダサくてもいいから、走りきろう。』
そうして熾烈なビリ争いを繰り広げて無事完走したのでした。
めでたしめでたし。
※このとき腎盂炎を患っていたのに走りきったわたしを褒めてあげたい…いや、褒めてはいけない。ひどくなったのだから。(笑)
THE END
以上、今期最初のシクロレースレポートでした!
応援にかけつけてくれたメンバーありがとうございました。
最後にこぼした菅野くんの
「追い込めそうで楽しそう」
という言葉は忘れません…!
翌週の「湘南シクロクロス第1戦」にも参加してきたので、次回のレポートもお楽しみに!!!
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