bikeport R.R(Rapid Racing)ブログ

エンデューロレースやヒルクライム、また、シクロクロスなど、神奈川近郊で活動する自転車ホビーレースチームです。

【日産スタジアム・サイクルパークフェス2019 レポート】

今回は11月30日に開催された日産サイクルパークフェスに参加してきました!

一年に一回しかない、日産スタジアムを走れる貴重な機会でもあります。

例年9月開催なのですが、今年は東京オリンピックの関係で11月に。風も強く、とても寒かったです…。

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以下レポートです。

まずは大釜選手と有海選手がチームで出場しました。

日産のレースは女性チームのカテゴリが無いので男女車種混成での出場になりました。

 

【男女車種混成3hチーム 有海選手】
全然乗れていない中のレースのため、大釜さんと3周交代で。(1周交代でもいいなと思ってました笑) 筋力体力落ちまくりなので二人で3時間走り切れる自信もなく、勝ち負け関係なく楽しめればいいかと参加。

試走にも間に合わず、寒空の中大釜さんからスタート。3周で交代。
最初の三周は運動不足により、心臓が痛すぎて血の味が(笑)3周以上走れたら走ろ〜と思ってたけど無理でした。。
次は4周ずつ。いや〜もう風も強いのに一緒に走れる人もいなく、足なくなりました。辛かった!
結果は8位。全盛期の入賞まで戻れるように1年で筋力体力取り戻さねばと実感。

何はともあれ、チームのみんなとワイワイ楽しめて、イベントブースもたくさんあるので楽しかったです。でも当分レースはいいかなあ〜笑

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【男女車種混成3hチーム 大釜選手】

有海さんとチームを組んで日産に出場するのも、もう今年で3回目となりました!

6月以降、8月に一回、9月に一回ずつしか自転車にまたがっていないなかのレース。
明らかな体力の衰えを感じつつも、自分としては今回は大きな収穫があったように感じました。

それは

①2年前前よりコーナリングが上達していると感じたこと

②自転車に乗ることはとっても楽しくて気持ちいい!と改めて感じたこと

でした。

日産は下りながらの急なコーナーが数ヶ所あり、初めての出場のときにはとても怖いと感じながら走っていましたが、もう全く怖さを感じず、むしろ、コーナー攻めていこう!というノリノリな自分にびっくり。

途中エスケープ最強カスタマイズのKさんに遭遇し、向かい風のコースで前をひいて一緒に走れたのも、とても楽しかったです(最後の急な上り坂で笑顔で抜かされたのは内緒っ)。

また、日産レースは、チームメンバーはじめ、たくさんのbikeportメンバーも出場しているので、応援にも熱が入り、極寒だったけど、最高に盛り上がったレースとなったのではないかと思います!

最後に、毎年チーム組んでくれて、楽しませてくれる有海さん、本当にありがとう!
だいすきよ~!

二人とも全く乗ってないと言っていましたが、普通に速かったです…。

女子2人で男女カテゴリ8位ってめちゃくちゃ速いような…。来シーズン期待させていただきますね!

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次は私も出場しました男子車種混成3hのレポートです。まずは木村さんから。

 

日産エンデューロレースレポート

【男女車種混成3hチーム 木村選手】

日付 11月30(土)

車体 2019 GIANT PROPEL ADVANCED PRO 0
チームメンバー 木村 都築

 06時00分出発。今回は持っていくものが多かったため車で。
07時00分メンバーと合流。
今回チームメンバーの都築さんとは、昨年の日産エンデューロ以来のチーム戦。惜しくも7位(表彰は6位まで)で表彰台を逃したことを糧に、今回のレースにはかなり力が入っていました。

今回の作戦


1番手: 木村 1時間半  とにかく1番か2番手死守、ただし調子に乗らずペース維持。
2番手: 都築 1時間半  速いペースの集団に乗っかって順位を死守、あとは気合。

コース内容

前半:下り基調のタイトコーナー多めのコース。(テクニカル) 中盤:比較的フラットで道幅は広め。ただし風が強かった。 
後半:少し大きな登り1本、かなりタイトなコーナー。

1番手を走るにあたって目標を作りました。それは、1番速い選手をマーク!今年も昨年優勝者の速い選手が走ることを事前に調べていたので(都築さん、ありがとう!!)、並んでいる時にマーク。自分は3列目。

今回も事故・落車ないのが目標。

08時25分スタート。
最初はローリングスタートなので、広い場所まではゆっくりと。スタートしたらものすごい勢いで加速。もちろん、自分は調子こいて先頭へ。時速45キロ位ですかね、ソロ3時間先頭に追い付きたい気持ちで走ります。(追いついたら、プロレベル! ※もちろん追いつきません。)
自分含め5名程の集団走行。平均速度は時速45km以上だったためかなり速い集団になりました。
そのペースは衰えることなく、3周位まで続きました。4周目あたりから自分と昨年の優勝チームの方で前を引っ張る。かなり上手な選手だったため走りやすかった。そして後ろ2名が離脱。
その後はずっと二人でトレイン走行。かなり速いペースだったため誰にも抜かれることなく爆走。30秒間隔・2分間隔とお互いに休憩をはさみながら前を引っ張る。40分頃に奥多摩ポタ?選手が一人トレインに合流、いい感じに。
1時間位でしたか、自分は一度離脱。相手選手も少しへばっていた?気がしたためもしかしたら交代するのでは?と予想。あえて手を引いて次に交代するだろうと思わせるための作戦が急に頭に思い浮かびました。笑
ただし、後ろで先頭の選手を見失い(離されすぎて)一人走行。この時点ではもう終わったと思いました。
 途中大釜選手に合流。「先頭見失っちゃったよ~笑」とふざけた話をしながら走行。そしたら…
後ろから見たことあるウェアが!!
「いた!!!!!」
速攻で追いかけました。そして合流。相手選手の実力を伺いながら「最初の選手めちゃくちゃ速いですね!!」と世間?話を。
相手はフラットバーロード(がっつりレース仕様のクロスバイク)。思ったよりペースが緩かったため途中ペースを上げ、ちぎりました。ここからは時速40㎞以上で単独走。思ったより体力が余っていたため1時間36分を走り切りました。この時点で順位は1位。2位とは1分02秒差。
都築さんとバトンタッチ。
「都築さん、1位死守!!」かなりプレッシャーを感じながらスタート。
この時すごく申し訳ないと思いました。プレッシャー感じながら走るのって、楽しくないですよね…。気軽に走ってもらうため自分もバイクを置いて必死に応援!!
「がんばれー!!!!」
交代して20分辺り?か、2位のチームが交代。3人で回していたのか…。これはまずい…。
都築さんはうまく集団に合流できず、ほぼ単独走だったためかなり疲労していたように見えました…。なんとなく、そろそろ交代と思いバイクを取りに行く。
2時間20分、交代。この時点で4位!
表彰台は逃すまいと、気持ち高く残り40分走行。最初はかなり速いペースだったのだが、残り20分位でハンガーノック(エネルギー切れ)。手足がしびれながらゴール。
一度長い休憩挟むとやっぱだめですね、笑
結果・・・4位!! 見事昨年の記録を超えて表彰台に上がりました。
都築さんは少し嬉しくない?のか、かなり悔しそうでした。
順位落としたことをかなり気にしていました…笑
でも、私も察してはいたのですが、3時間車種混合はかなりハイレベル!! よく走り切ったなと思います。
また来年、目標ができたということでそれに向かって沢山走りまくります。来年はもちろん、1位取りに!!!!

ではまた。

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【男女車種混成3hチーム 都築】

bikeportスタッフ兼レーシングチーム選手の木村さんと参加しました。

前半の木村さんは怒涛の走りで1番で戻ってきてくれました。

この時点で2番と3番との差が+1分10秒くらい。

交代していざ走ってみると、試走の時より風が強くなっていて、思ったように前に進まない。

集団を見つけようにも、脚が合った人がおらず、ほぼ単独で回してたまに抜かしてきた丁度良い感じの人について後ろで休ませてもらった。30分程?走って、「2位と50秒!」の声が聞こえる。もうキツイ。

懸命に走るも遂にバカ早フラットバー2台に抜かされ必死に食らいつく。

後ろに付いてたら割といい感じのペースだったのでローテーションすれば何とかなる?と思ったらすぐに1台がピットイン、もう1台も応援席から「戻れー!」の声で少し逆走してピットイン。「そんなんあり⁉︎」と思いつつ、また一人旅。

その後2周して電光掲示板で-1分38秒、4位を確認。そこで完全に心が折れてピットに合図投げてもう一周走って木村さんに交代してもらいました…。

最終的に-2分くらいでピットイン…。

木村さんに対して申し訳なさしか感じない。

表彰式の時、他のチームからは速い人(木村さん)の付け合わせぐらいにしか思われてないんだろうなぁと心の中では入賞した嬉しさよりも自分の不甲斐なさから悔しさを噛み締めていました。

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反省点

①下った後と登った後のヘアピンからの立ち上がりが甘く(苦手)、運良く絡めた集団からも千切れてしまった。

②冷静に走れていなかった。後ろから追いかけられるプレッシャーも相まって周りが見えず前しか見てなかったせいで、ふと後ろ見たら5人ぐらいの小集団の先頭で走ってたりした。

補給もロクにしていなかったのでハンガーノックになっていたのかも…。

③自転車のメンテが甘かった。レース前にローラーからリアホイール移す時にやり方が悪かったのかトップギアに変速できてなかった。

 

色々な意味で自分の弱さと甘さが露呈したレースでした。

全く乗ってないということはなかったけど、一朝一夕の努力ではお話にならないことも痛感しました。

まだまだ脚力と体力の伸びしろはあると思うので、ローラー練をメインに据えて来シーズンを迎えたいと思います。

今回、優勝を期待してくれた方々、申し訳ございません。

今年の木村さんは完璧でした。

私が期待に応えられなかっただけです。

この悔しさを忘れずに精進します。

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今回は尺の都合からここまでとさせていただきたく、、

少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回はまだ掲載しきれてないレポートや写真などをご報告します。

お楽しみに!